かけろまきび酢工場より、

加計呂麻島の宝物、奄美かけろまきび酢

 加計呂麻島は奄美大島の南に位置する人口957人(R7年3月末時点)の小さな島です。この島でしか作れないきび酢は、さとうきびのしぼり汁からできた自然醗酵・天然醸造のお酢です。
 400年以上むかし、黒糖製造後の窯に張っていた水がお酢に変化していたことがきっかけで、島民が自家用にきび酢を作り始めるようになりました。この、「水」と「さとうきび」のみできび酢を作る製法は、今もかたちを変えることなく伝えられています。
 加計呂麻島の空気中にしか存在しない土着菌がおり、その菌の活動に適した環境だったからこそ、島独自のきび酢が誕生したと考えられています。
 加計呂麻島はさとうきびの栽培に適した平地が少なく、きび酢の製造は小さな農園の職人が手作業で行っています。大量生産はできませんが、とても丁寧に作り上げられた稀少なお酢です。
 ツンとしないまろやか口当たり、ミネラルやポリフェノールが豊富に含まれているのが特徴です。
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